2014年11月9日日曜日

第8回 プロ野球ファミリースタジアム


ファミコンの野球ゲームと言えば、ファミスタこと「ファミリースタジアム」だ。その中でもこの初代ファミスタは、我が家では父親が買ってきた。いわば父親用ゲームだったのだが、毎晩自分も対戦させてもらっているうちに、このゲームで野球の基本ルールを覚えていった。
ジャパンリーグという、日本のプロ野球チームをモチーフにしたチーム9チームと、ナムコキャラ勢揃いのオリジナルチーム「ナムコスターズ」の計10チームが登場。
この中から1チーム選んで一戦ずつ勝ち抜き戦を行うのが1Pモード。


選手名は、なにげにモチーフとなっているチームの選手名がそのまま。今度ソフトバンクの監督に就任する工藤投手もLチームの左先発としてしっかり登場している。
デッドボールの時のバッターの凹み顔、痛そうだったなぁ…。
投手によって、速球派だったり、カーブ系がよく曲がったり、フォークボールが落ちやすかったりと個性が出ていた。
もちろん打者も、アベレージヒッターやパワーヒッターの個性が出ており、より実際の野球に近い戦略を立てることが出来た。


その後の野球ゲームの操作を確立させたほど、洗練されていた守備や走塁の操作。十字キーを各ベースに見立てた操作系はとてもわかり易かった。
移動速度は全般的に遅め。フライが上がった時なんて、打球の影を追いつつ本当に捕球に間に合うかヒヤヒヤになる。
送球も山なりだったりワンバウンドだったりするので、足の速い打者だと内安打になりやすい。
外野に打球が抜けると、ヒィヒィ外車選手がボールを追う。足の遅さにイラつく〜。


ホームランでは花火が打ち上がる演出。この1パターンだけだが、ちょっと嬉しかったな。
試合後はスポーツ新聞の一面という形式で成績やパスワードを確認できるようになっているのも面白かった。

とにかくプレイしやすく、軽快なBGMも耳に心地よい。
野球ゲームのシステムを確立した重要なファミコンソフトだったと言っても過言ではない。


グラフィック:★★★☆☆
BGM:★★★★☆
操作性:★★★★☆
やりこみ度:★★★☆☆

第7回 XBOXが好きなんだ

あれは大学生の頃。PS2が発売されたものの、高くて手が出せず、未だPS1とファミコン互換機でファミコンソフトをプレイしていた2002年。
巷では、PS2やゲームボーイアドバンスが盛り上がっていた。ゲームハードは日本製。それが当たり前だった。
しかし、そんな中突如Windowsで有名な、個人的にはMSX時代から馴染みのあるMicrosoftがゲームハードに進出。それがXBOXだった。


デカイ!黒い!まさに黒船!当時のPS2もデカかったが、XBOXはそれをも凌駕した。
PS2のためにバイト代を貯めていた自分は、周囲の友人が止めるのをよそに、発売日にXBOXを購入した。
発売日の2002年2月22日。当時住んでいた青森市は雪だった。雪のなか、アパートからほど近いゲームショップに予約もせずに飛び込みで買いに行った。予約しないと買えなかったPS2の発売日とは対照的に、XBOXは予約なしでもハードは買えた。さすがMicrosoft、初回出荷分も潤沢に準備してるんだなぁ。否、買う人がいなかっただけだ。本体を購入した時、自分以外にXBOXを購入した人はいなかった。デカイ専用の袋に入れられ、店員に「非常に重いので気をつけて下さい。」と、レジから出てきて渡されたのを覚えている。本体だけで重さ約4kg。担ぐように雪の中をアパートに持ち帰った。
黒くデカイ箱なので、インテリアには向かなかったが、ゲーム機としての性能は素晴らしかった。当時としては破格の8GBHDD内蔵。メモリーカード?何それって感じだった。セーブデータの容量なんてまったく気にしなくていいうえ、CDを取り込んでゲーム中にBGMとして流せるし、音楽保存先としても活用した。
nvidiaのGPUを内蔵したグラフィックは素晴らしく、PS2に負けない、いやPS2以上の美しさだった。実際、XBOXで発売された「エアフォースデルタII」を体験した後で、後に発売されたPS2の「エアフォースデルタ ブルーウィングナイツ」をプレイすると、画質の劣化がハンパなかった。
XBOX本体と一緒に買ったソフトはもちろん「デッドオアアライブ3」。ほか、「ヘイロー」、「叢」、「クレイジータクシー3」などを楽しんだ。

大学を無事卒業し就職。もちろん引っ越し先のアパートにはXBOXを持っていく。テレビラックの1番広いスペースはXBOXの専用席だった。
2005年の冬のボーナスで、XBOXの後継機であるXBOX360を購入した。


それまでの真っ黒な本体とは正反対の真っ白なフォルム。かなりスタイリッシュになった。個人的に、すべてのゲーム機の中で1番好きなデザインだ。HDDは換装可能な20GB。後にソフトをHDDにインストールできるようアップデートされ、120GBに換装した。ただ、専用HDDで割高だった。
XBOX360は、ライバルであるPS3より先に発売され、とても息の長いハードとなった。PS3とのクロスプラットフォームのソフトも多く、中にはPS3よりもグラフィックがよいソフトもあったほどだ。ディスクはDVD。読み込み音が派手で、とてもじゃないがDVD鑑賞には使えなかった…。
360は洋ゲーばかりと揶揄されたが、360のお陰でコールオブデューティーやバトルフィールドなどのFPS、セイクリッド2などのハック&スラッシュの楽しさを知った。それらのゲームはPS3でも発売されていたが、PS3だとその他の気だるいJRPGやボタン連打アクションに時間を割かれていたことだろう。
やがて、こんな自分も結婚。結婚して間もない頃、スリムになったXBOX360Sに買い替えた。


新型360を買いに行った時の嫁さんとの会話。
嫁:これがPS3ってやつ?
俺:いや、XBOX360。
嫁:は?ゲーム機じゃないの?
こんな感じだった。
本体は白から再び黒へ。しかし、コンパクトになった新型XBOX360。1番の驚きはDVDドライブがかなり静かになった事だった。そして、あの巨大なアダプターもコンパクトになっていた。
PS3には目もくれず、新型360も楽しんだ。FallOut3やスカイリム、フォルツァ4、ロストオデッセイ。今でも稼働している。

そして、2014年。PS4に先を越され、日本での発売は空気のような状態だったXBOXONE。


日本ばかりか世界でも売れないとか、PS4より低性能とか、散々言われていたが、そんな評価は気にせず、当たり前のようにPS4の売り場を通り過ぎて、店の奥の小さなXBOXONEの売り場に向かい、タイタンフォール同梱版本体とフォルツァ5を購入した。一緒に行った娘は、3DSの妖怪ウォッチのデモに後ろ髪を引かれていた。
XBOXONEは、ゲーム体験としてPS4より劣っているなんてことはこれっぽっちもない。360から定評のあるコントローラーは、トリガーにも振動機能が付きより体感できる作りになった。キネクトもさらにパワーアップしたらしいが、申し訳ない、360の頃からキネクトには興味がないのだ…。
HDDは500GBだが、強制インストールのブルーレイソフトなので1本あたりゆうに30GB以上はHDD容量を消費する。さらに、最近のゲームはダウンロードコンテンツも豊富なので500GBでも心許ない。しかし、XBOXONEではUSB3.0接続の外付けHDDが使える。360時代の専用HDDからおさらばなのだ。今までXBOXシリーズを使い続けてきた自分にとっては、かなりの革命的仕様だ。
外観は四角く真っ黒。初代XBOXを彷彿とさせる雰囲気はあるが、どちらかといえばレコーダーデッキのようだ。初代のような無骨さはなく、XBOXのロゴがアクセントになり良いデザインだと思う。発熱は360Sよりも気にならない。
360との互換性がないのが残念なところだが、360も好きで手放したくない自分としては360とONEの二台持ちは必然上等!

XBOXではPS2に完敗。360ではソフトが豊富で善戦するも、PS3に完敗。ONEでは発売前にも関わらず完敗のレッテルを貼られ、発売日に人が並ばない光景をネタにされる…。
そんなXBOXファミリーだが、自分は最高に好きだ。

2014年11月8日土曜日

第6回 カコマナイト


その昔、「クイックス」というゲームがあった。線を引いて自陣の面積を増やしていく陣取りゲームで、とても好きなゲームの一つだった。
このスーパーファミコンで発売された「カコマナイト」もそんなクイックスライクなゲームだった。
設定としては、悪の魔法使いに支配された土地を取り返すというもの。その取り返し方が。画面に線を引いて囲んだ場所の領土を取り戻していく。一定割合以上の領土を取り戻すとステージクリア。


ステージ開始直後の領土は腐敗した毒々しいグラフィックだが、線で囲んで取り戻した領土には花が咲いたり水が流れたりして綺麗になる。
一定数のステージをクリアすると、何やら1枚絵のグラフィックの所々が見える演出がある。なんか…、エロにつながる雰囲気がなくもないが、もちろんSFCなので健全。


ステージが進むごとに、邪魔する敵も増えてきて、動きも速くなる。ラウンド5にもなると、スタート直後からプレイヤーに敵が迫ってくるので、とにかく細かく線を引いて敵をかわしながら領土を増やしていくしかない…。かなりムズいぞ。


磁石のような敵キャラが何発も弾を撃ってきたり、スライムのような敵が不規則に弾を散らばせてきたり…。引っ張り中の線にも当たり判定があるので、タイミングよく攻撃をかわして縦線をスッと引けた時にはガッツポーズしてしまう(汗)


とはいえ、ゲームーオーバーになっても4回までコンテニューできるので、うまく行けば30〜40分ほどで全面クリア出来てしまうボリューム。
全面クリアでお姫様のグラフィックが全て見られる。ほら、健全でしょ(笑)。
クイックス好きの自分ではあるが、SFCでこのボリュームは正直いただけない。各ステージの雰囲気もみんな似たりよたりな感もあるし、やりこむにはもう一捻り欲しかったなぁと残念に思ってしまうゲームだった。


グラフィック:★★★☆☆
BGM:★★★☆☆
操作性:★★★★☆
やりこみ度:★★☆☆☆