1991年に発売されたゲームボーイソフト「ウルトラマン」。ウルトラマンのゲームといえば、SFCで発売されていた2D格闘ゲームが気になっており、プレイしたいと思っていたが、当時自分はSFCを持っておらず、渋々?このGB版を遊んでいた記憶がある。
ステージ開始前のウルトラマンの変身シーン、ドット荒っ!!
ステージ1はベムラー。
2D格闘ゲームで、フィニッシュブローはスペシウム光線でなければクリアできないというウルトラマン特有の縛りがある。ほか、実際のウルトラマン同様、制限時間は3分。
ウルトラマンは、パンチやキックでの攻撃のほか、高くジャンプしてかかと落としのように攻撃したり、前転し懐に入って投げをうったりもできる。むしろ、パンチやキックはリーチが短く当たらないので、ジャンプキックや投げの方が効率的だ。
戦っているうちに、画面下中央のゲージが上昇していく。このゲージは必殺技ゲージで、満タンになるとSP、つまりスペシウム光線が撃てる。
スペシウム光線を撃つには、十字キー↑+→で1つずつカーソルを右に移動して、SPまで持って行かなければならない。カーソルをSPに合わせて、かつ敵のHPがなくなり「FINISH」の文字が出ている時に↑+Aでスペシウム光線発射!
やたら面倒な操作系統である。
ほか、ジャンプがスタートボタンというのもムズイ。
ステージ2はバルタン星人。有名だね!分身やハサミ~から飛び道具を飛ばしてくる。こんな戦い方なんだなぁ…。原作見たことないもんで(汗)
ステージ3はレッドキング。岩石を投げてくるパワー派。前転で懐に入って投げ。このパターンで問題なく勝てる。
前転後の投げ。このハメ技で余裕じゃん?と思っていた矢先、ステージ4のブルトンで心が折れかかる(汗)
懐がない形状ゆえか、極端に投げに繋がりにくい。しかも、ウルトラマンを麻痺させて徐々にHPを削る技を使ってくる!
これは、ジャンプからのかかと落とし攻撃に切り替えるしかない。
一度ミスはしたものの、かかと落とし攻撃でなんとか撃破!
ステージ5はジャミラ。ブルトン戦の次なのでやたら簡単に感じる。投げが繋がる繋がる。
ステージクリア後は、ほかの怪獣とは違った演出になる。BGMも悲しげ。
ステージ6はゴモラ。いかにも怪獣っぽいフォルムだ。接近戦では尻尾でウルトラマンを締め上げてくる。それでも、前転からの投げで問題なく勝てたりする。
ステージ7はメフィラス星人。フィニッシュブローでスペシウム光線を放つと、相手もビームを放って相殺される。その後、宇宙人同士が戦ってもしょうがないからやめようと言うことになりステージクリア。原作に即しているんだろうね。
ステージ8はバルタン星人と2戦目。胸からビームを放ってきたりするが、前転+投げでハメられるので問題なし!
そしてラストステージはゼットン。
3方向に飛ぶビームなど、強力な攻撃を繰り出してくる。さすがにラスボス!でも、何とか前転+投げが入る。フィニッシュブローが可能な状態で食らえ、スペシウム光線!!!
すると、なんということでしょう!スペシウム光線が跳ね返されてウルトラマン死亡!!!
さらに、またまたなんということでしょう!新兵器で倒せるって、最初から使えよウルトラ警備隊!!!
ということで、急に3Dシューティングとなる。十字キーで照準を移動し、Aボタンで新兵器発射。新兵器の軌道はやや遅いので、ゼットンの動きを読みながら発射しなければならない。
新兵器の残弾数は残っているウルトラマンの残機+1。
1発でも当てると勝利!
前転+投げのハメ技が分かればかなり簡単なゲームにあるが、ブルトンはかなり厄介だった…。
スペシウム光線でのフィニッシュ必須とか、スタートボタンでジャンプと、独特な操作を要求される格闘ゲームなので、爽快感は少ないのが残念なところだった。
グラフィック:★★★☆☆
BGM:★★★☆☆
操作性:★★☆☆☆
やりこみ度:★★☆☆☆
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