2014年11月7日金曜日

第4回 ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境


自分が初めて触れたキャラゲーが、このファミコンソフト「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境」だった。キャラゲーといえば、キャラを使っただけで面白みがないいわゆる「クソゲー」の代表といわれる事が多いが、このソフトははっきりいって面白い!今プレイしてもハマるんだな。おかげで、自分は今でもキャラゲーにクソゲー的な先入観を持たずに触れることができている。

システムは、まずマップで小さな鬼太郎を移動させ、魔境つまりダンジョンに入る事から始める。


魔境に入ると、「ジャラララ~ン!」というBGMと共に、魔境の種類が画面上に表示され魔境のアクションステージが始まる。
アクションステージの目的は、敵を10体倒すとか、魂を10体取るなど。オカリナを取るとボス戦に仲間を呼ぶことができる。また、水晶玉を取ると、ボスの城に進むことができる。この水晶玉は、どの魔境でゲットできるかわからない。運が良ければ1つ目の魔境でゲットすることができ、最短で1つの魔境をクリアし、ボスを倒しただけでマップクリアとなる。


アクションステージの目的を達成すると、複数の窓が出現し、そこからマップに帰還することになるが、この窓がクセもので、マップに通じている窓もあれば地獄に通じている窓もある。地獄に入ってしまうと、追加ステージをクリアしなくてはならない。地獄は、デザインは違えど概ね下から上に登っていき、頂上の敵を倒す事でクリアとなる。
ジャンプで登っていく最中に落ちてきた敵に当たってミスになることが多いんだよな…。防ぎようがない…。
地獄に落ちるのを防ぐには、アクションステージで時々出現するカラスや座敷わらしをゲットする。そうすれば正解の窓を教えてくれる。


アクションステージで水晶玉を取れば、ボスの城に入れる。ボス戦では、画面左端でしゃがむと仲間を召喚できる。マップ1のボスはギター?を弾いた吸血鬼。音符を前方に飛ばしてくるので、ぬりかべでガードすれば余裕。


マップ2はオレンジがかって見にくい…。ここでこのゲームのキモとなる妖空魔境が登場。いったんもめんに乗って空中戦をするのだが、フワフワ感がハンパなく、操作がムズイ。鬼太郎、間違いなく酔うレベルだ!


運よく2つの魔境をクリアーした時点で水晶玉ゲット。ボスは8つのバリアを回転させて毛針甲げ区を防いでくる。通常攻撃ではなかなかダメージを与えられないので、指でっぽうや火炎攻撃などをセレクトボタンで選んで使用すればOK。


マップ3はデジャブ?と思うほどマップ1と同じ感じだが、ちゃっかり魔境が4つに増えている。
アクションステージでは新たな敵が登場し攻撃も激しくなってくる。


ボスの雪ん子は、ゆっくりジャンプしながら迫ってきつつ氷を飛ばしてくる。余裕じゃん!と思っていると、HP0になった瞬間雪男のようなデカブツに変身!動きも速くなるので改めて指でっぽうなどの強力な攻撃で倒そう。


マップ4はまた新たな雰囲気。妖炎魔境では、敵を倒すのが目的ではなく、鬼太郎についてくるつるべ火を使って、ステージにある全てのろうそくに火を灯す事が目的。もちろん、敵もうようよ徘徊しているのでなかなか面倒くさい。


ボスは魔法のを飛ばして攻撃してくるおじさん。HPが0になると4方に分解して飛んでいくが、これにぶつかってもアウトなので気をつけよう。


マップ5はマップ2と同じデザイン。魂を10個集める妖奇魔境では、急にどろたぼうが出現。ホント突然ヌッと出てくるので恐い…。グラフィックもやたらリアルだし。


ボスはマップ1のギター吸血鬼の色違い。毛針攻撃は起動が歪んで当たらないが、指でっぽうなどで攻撃すれば楽勝。


マップ6は装いも新たに水色。
ボスはマップ2のボスと同じような空中浮遊型。タイミング良くジャンプしながら指でっぽうなどで攻撃すればOK。


マップ7では魔境が5つに。アクションステージ以外に地獄でも敵の数が増えたりと変化がある。


5つも魔境があるが、今回3つ目で水晶玉ゲット。しかし、妖怪ポストの前に邪魔な魔境が…。ダメもとで端っこを通ってみると、魔境に入らずにすりぬけることができた!
ボスは雪ん子のひとつめバージョン。


マップ8にもなると、それぞれの魔境もかなり難しい…。何度もリトライを繰り返し、何とかボスへ。ボスは一定時間で色が変わる鬼のようなキャラ、ぬりかべで防御しながら指でっぽう連打であっけなく勝利。


マップ9でも妖空魔境で一苦労…。ついに残機が0になるところでなんとかクリア。
そしてボス…。当たって砕けろで毛針連発であっけなくクリア。マップ1のボスと変わりない気が…。


しかし、マップ10の一発目に妖空魔境が登場し、あえなくゲームオーバー。
さみしくゲームオーバーのBGMが鳴り響く…。

ホント。今プレイしても結構ハマる。1986年発売のファミコンソフトと考えて、一目で鬼太郎やいったんもめんとわかるグラフィックは素晴らしい。
微妙に慣性がかった操作性も、ストレスになる場面もあるが全体的に難易度を程良く高め、バランスが良い。
そして、なにより鬼太郎ワールド全開のBGM!耳に焼き付いて離れないほどだ。個人的に、ファミコン屈指の名BGMだと思う。


グラフィック:★★★★☆
BGM:★★★★★
操作性:★★★☆☆
やりこみ度:★★★★☆

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