2014年11月5日水曜日

第1回 スターフォース


 数あるファミコンソフトの中でも、本体と一緒に初めて買ってもらった思い入れが強いソフトが、この「スターフォース」。しかし、選んだ動機が「スターウォーズ」と見間違えたというオチがある。
 ま、スターウォースを連想させるような宇宙を舞台にしたシューティングだったから結果オーライだった。


 内容はいたってシンプルな縦スクロールシューティング。ボムも変形もないが、唯一のパワーアップ手段が子機との合体!オート連射が可能となると同時に、BGMもやたら軽快なものに変更される。この連射のありがたいことありがたいこと…。


 各エリアの最後にはボスが待ち構えている。…といってもボス自体は左右に移動しながら画面上に逃げて行くだけ。気をつけるべきは左右にある砲台からの攻撃。


 最初のエリアはA。続いてエリアB。
 エリアが変わっても、基本的な雰囲気は変わらない。相変わらず編隊を組んだ敵が襲いかかってくる。ボスは形が変わっただけ。


 続いてエリアC…、じゃなくてG!?
 そう、エリア名はアルファベットではなくギリシャ文字だった。つまり、アルファ、ベータ、ガンマという読みになるわけだ。ちなみに、すべてのギリシャ文字表を使っているわけではなく、ギリシャ文字表の中からアルファベット表記が出来るもののみを使用している。
 エリアGまで来ても、基本的な敵編隊は変わらないが、明らかに弾幕が厚くなる。


 それまで、浮島⇒要塞?⇒宇宙という繰り返しの背景だったが、エリアE(イータ?)まで来ると陸続きの部分も出現する。当時、こんなちょっとした変化でもワクワクしたもんだ。


 エリアI(イオータ)に入ると、突如背後からデカイ敵が!!蛇行しながら弾を打ってくる。しかも2体続けて。こいつにはかなり注意が必要だ(汗)
 エリアK(カッパ)になると、今度は地表ターゲットの顔がムンクの叫び調に(笑)
 敵編隊のバリエーションにはあまり変化はないが、ここら辺になってくると2編隊が組み合わせて襲ってきたりするのでかなり厄介。


 それ以降の地表ターゲットは百面相状態…。ダースベイダーとかドルイド(ドラクエ)とか当時言って喜んでたなぁ。


 一方の、ボスの方はエリアX(カイ)になっても形が変わるくらい。相変わらず砲台が頑張って攻撃してくる。
 しかし、ボスまでの道中はかなり攻撃が苛烈になるので正直ツライ…(涙)
 将棋の香車のようにまっすぐ飛んで来るだけの敵も、弾をバラバラ巻いてくるし、編隊自体が長くなっているので逃げ場が少ない…。


 エリアS(シグマ?もう分からん!)では再び背後からデカイ敵が!心臓に悪いです。しかも、もう親指が痛いです…。
 ほか、何発か当てないと壊れない地表ターゲットがズラリと並ぶエリアもあったり。このゲーム、地表の敵も空中の敵も同じショットで攻撃するので、地表の硬い敵を攻撃しているうちは空中の敵に攻撃できない。この点を理解したうえで得点を稼ぐため、可能な限り地表の敵も倒していく。


 エリアP(プサイか?)ではついに残り0機に。ヤバイィ!と敵弾を避けた瞬間に被弾(汗)ゲームオーバー??と思ったら、被弾直前に1UPしていたという奇跡が!!おかげでエリアのボスもなんとか倒す事ができた。


 しかし、次のエリアIの序盤でミスし、あえなくゲームオーバー…。

 自分としては初めてのファミコンソフトがこの「スターフォース」だったが、シンプルイズベストなシューティングでプレイしやすかった。スピード感もあり、エリアが進むと敵の動きや弾の速さもハンパなかった。
 IコンでもIIコンでも同じように操作ができるので、エリアごとに友人と交互に操作したり、自機の移動と連射に分担したりと工夫して遊んだ記憶がある。
 背景も展開も、ホント微妙にしか変化しないが、その微妙な変化がワクワクだったなぁ。

グラフィック:★★★☆☆
BGM:★★★☆☆
操作性:★★★★☆
やりこみ度:★★★☆☆

0 件のコメント:

コメントを投稿