2014年11月8日土曜日

第6回 カコマナイト


その昔、「クイックス」というゲームがあった。線を引いて自陣の面積を増やしていく陣取りゲームで、とても好きなゲームの一つだった。
このスーパーファミコンで発売された「カコマナイト」もそんなクイックスライクなゲームだった。
設定としては、悪の魔法使いに支配された土地を取り返すというもの。その取り返し方が。画面に線を引いて囲んだ場所の領土を取り戻していく。一定割合以上の領土を取り戻すとステージクリア。


ステージ開始直後の領土は腐敗した毒々しいグラフィックだが、線で囲んで取り戻した領土には花が咲いたり水が流れたりして綺麗になる。
一定数のステージをクリアすると、何やら1枚絵のグラフィックの所々が見える演出がある。なんか…、エロにつながる雰囲気がなくもないが、もちろんSFCなので健全。


ステージが進むごとに、邪魔する敵も増えてきて、動きも速くなる。ラウンド5にもなると、スタート直後からプレイヤーに敵が迫ってくるので、とにかく細かく線を引いて敵をかわしながら領土を増やしていくしかない…。かなりムズいぞ。


磁石のような敵キャラが何発も弾を撃ってきたり、スライムのような敵が不規則に弾を散らばせてきたり…。引っ張り中の線にも当たり判定があるので、タイミングよく攻撃をかわして縦線をスッと引けた時にはガッツポーズしてしまう(汗)


とはいえ、ゲームーオーバーになっても4回までコンテニューできるので、うまく行けば30〜40分ほどで全面クリア出来てしまうボリューム。
全面クリアでお姫様のグラフィックが全て見られる。ほら、健全でしょ(笑)。
クイックス好きの自分ではあるが、SFCでこのボリュームは正直いただけない。各ステージの雰囲気もみんな似たりよたりな感もあるし、やりこむにはもう一捻り欲しかったなぁと残念に思ってしまうゲームだった。


グラフィック:★★★☆☆
BGM:★★★☆☆
操作性:★★★★☆
やりこみ度:★★☆☆☆

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